雑貨屋の品出し作業は危険がいっぱい
さて、雑貨屋といえば、お店には所狭しと商品が並べられているわけなのですが、実はこれって本当はよくないんです。

なぜなら、災害時に商品が転倒する危険があるからです。
上から崩れるように商品が落ちてくれば当然、危ないですよね。
私がいたお店は、もともと雑貨屋のために作られたテナントではなかったため、無駄に天井が高く、これを利用して天井にいろんなものをぶら下げたりしてお客さんの目を引くようなレイアウトを考えたりしました。
中には、「こんなものまで天井に吊るすの!?」と驚かれる事もしばしば。
お客さんからそういう反応をもらえるのは、それはそれで楽しいのですが、反面、もし落ちてきたら大惨事になるだろうなと思う事もありました。
もちろんしっかりと固定はしているのですが、ちゃんと重量を測ってやっているわけじゃないので、例えば下からお客さんが商品を無理やり引っ張ったりすれば倒壊する可能性もあったんですよね。
今にして思えば、だいぶ無茶な事をしていたなあと思います。
さて、そんな危険がいっぱいの雑貨屋の品出し作業なのですが、私も大失敗をした事があります。
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お店の棚は、基本的にはこんな感じのガラス板を使っていました。

その日、私は時計コーナーで商品の陳列をしていました。
時計もいろんな商品がありますよね。例えば、こういう置き時計とか。




置き時計はガラス板の棚に陳列しています。
こういうのは壁に掛けます。
はい、置き時計の陳列しているガラス棚の真上にです。
もう何が起きたのかだいたい分かったのではないでしょうか?
するとどうなったでしょう?
ちなみに壁掛け時計は結構重量のあるやつでした。
それも見事に、下の段まで貫通して。
それはさながら・・・。

ええ。瓦割りのようでした。
時計一つでガラス板3枚を貫通してしまったのです。
もちろん現場は大惨事、ガラスの破片は飛び散るし、時計は壊れるしで後処理が大変でした。
商品を並べすぎると、時としてこのように大惨事になるのです。
そんなわけで
雑貨屋は、とにかく商品の展示方法をあれこれ工夫して考えます。
それはお客さんに見てもらった時に喜んでもらえるようにするためでもあるんですけど、一方で安全面に問題がある場合もあります。
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