溶けない氷、ステンレス
冷たい飲み物を飲みたい時は、冷蔵庫や冷凍庫でキンキンに冷やしてから飲みますよね。
しかし、氷は毎回買ってくるのも、作るのも面倒です。
おまけに、解けてしまうと飲み物が水で薄まってしまいます。
なので、以前から飲み物を薄めることなく冷たいまま保つ方法はないかと考えていました。
そこで今回、こんなものを買ってきました!
なんとこれ、ステンレス製の氷なんです!
要は、これを冷凍庫で冷やしたものを飲み物に入れる事で「溶けない氷」として使えるってわけなんですね。
「ステンレス 氷」で検索すると同じような商品がいくつも出てくるのですが、こちらの商品が値段も安く、専用容器と氷を掴むトングも入っていて使いやすそうです。
触り心地や使い勝手は?
ズシリと重厚感ある正方形のステンレスがとても綺麗ですね。
トングで掴んでみると、さすがに重いです。
あとはツルツル滑りやすいので、掴む時には落とさないように要注意です。
トングで持ったまま振ると、中に液体が入っているようでちょぽちゃぽ音がしました。
とりあえず今はまだ常温なので、これを冷凍庫で冷やしましょう。
冷やすとどんな感じ?
しばらく冷凍庫に入れた状態です。5時間ほどでしょうか。
一見、入れる前の状態と変わらないように見えますが、氷を持って振ってみるとさっきの液体が固まっているのがわかりました。
しかも、氷と同じくらい冷たい・・・。
これは期待できそうです。
実際に使ってみよう!
ウェルチのマスカットは香りも良くて私の大好きなジュースです。
グラスに氷を入れていきます。
ステンレスは凍ってさらに滑りやすくなっているので、そうっと入れましょう。
落としてガラスの淵に当ててコップを割らないように!
ジュースを注いでいきます。
飲み物を注ぐと、コップにはすぐ結露ができました。
上からみるとこんな感じです。
本当に冷えてる?
さて、気になる冷え具合は・・・。
氷ほどは冷えない感じですが、常温の飲み物が少し冷えました!
とはいえ、氷は時間が経つと溶けてしまいます。
解けないステンレスの氷は、冷たさが長持ちするのでしょうか?
そして、時間が経てばもっと冷たくなるのでしょうか?
時間計測してみる
まだ残っているペットボトルとステンレス氷入りグラスで3分ほど置いてみて、冷たさがどう変わったのかどうか調べてみます。
期待する結果は、常温のペットボトルはぬるくなっているけど、ステンレスの氷は今以上に冷たくなってると良いですね。
ちなみに、目に見えてわかるものでもないので、変わったのどうかは私の独断と偏見による感想になりますので、100パーセント真に受けないでください。
3分後・・・
はい、見た目は全く変わりませんよね。
これはやはり、実際に飲んで見ないとわかりません。
ペットボトル(常温)
というわけでまずはペットボトルの方から・・・。
まあ、そりゃそうですよね。
ステンレス氷入りグラス
それでは気を取り直して、ステンレス氷の方を飲んでみます。
さすがステンレス氷! まだ冷たいです。
ただ結論から言うと、ステンレス氷は、本物の氷ほどは冷えないみたいです。
どっちかといえば、飲み物を冷たくするというより、今の冷たさを長持ちさせてくれるって感じですかね。
コップから一個取り出してみると、まだまだひんやりします。
が、ふと思いました。
キンキンに冷えていないって事はつまり・・・。
そんな事はありません!
ステンレス氷はビールやワインなどに最適!
キンキンに冷やすわけではありませんが、ステンレス氷には「溶けて飲み物を薄めない」というメリットがあります。
という事は、氷を入れずに冷やす飲み物には最適なんです。
例えばビール、ワインのようなお酒には氷を入れて飲んだりしません。
私は今回、大人の事情でジュースにしましたが、実はステンレス氷は、水で薄めないお酒に向いているのです。
もちろんジュースに入れて使うのもありですし、飲み物をちょっとオシャレに演出できるため、ホームパーティなんかで人に出したらちょっとした話のネタになると思います。
ステンレス氷で本気で冷たくするなら・・・
サーモスの保温タンブラーを使うのがおすすめです。
カップが外側へ冷気を逃さず、ステンレス氷が内側から飲み物を冷やしてくれるので、冷たさが長持ちして、さらにキンキンに冷やしてくれます。
ステンレス氷まとめ
・飲み物をキンキンに冷やしてくれるわけではない!
・金属なので、ガラスコップで使う時は注意!
・ビールやワインなどの水で薄めない飲み物には最適!
・グラスの見た目もオシャレに演出できる!
・保温タンブラーで使えばキンキンに冷やせる!
他にも使い道が思いついたら、またここで報告しますね!