懐かしい?逆に新鮮?レトロゲームの魅力
ピコピコなサウンドに、ドットで表示されるステージやキャラクターたち。
ファミコンをはじめとしたレトロなゲーム機が近年注目を集め、今ではすっかり「レトロゲー」として一つのジャンルとして定着感じがあります。
当時そのゲームで遊んでいた大人たちも、実際に遊んだことがない若い世代も、レトロゲームには惹かれる人が多いみたいです。
今のゲームはリアルに近づけた美麗な3Dグラフィックに、壮大なオーケストラの迫力あるサウンドが当たり前となっているせいか、逆に少ない色数のドットと少ない音数で豊かに表現されるレトロゲームの世界観にハマる人は多いのです。
よく名作ゲームを今風にリメイクする作品が発売されることがありますが、私はそこに魅力は感じません。
当時のゲーム機と、当時の画面、音をそのままにして残してこそレトロゲームの魅力だと思ってます。
任天堂もついに最近、ファミコンとスーパーファミコンを当時の見た目のまま小さくして名作ゲームを収録したものを発売しましたよね。
レトロゲームを当時のままに楽しむというのは、言ってみればゲームそのものを楽しむというよりは、ファッション感覚に近いのかもしれません。
もちろんゲームですから、実際にプレイしてこそ楽しいです。
でも、それだけがレトロゲームの魅力ではないと思うのですよ。
今回はそんなレトロゲームの「ゲーム以外の魅力」として、実はいろんなグッズがあるって事を皆さんにお話します。
触って楽しい!見て楽しいコントローラーで楽しむ!
ゲームのコントローラーのデザインって、結構魅力的だと思いませんか?
当時ゲームをプレイしていた人なら、この形にしっくりとくる人も多いと思います。
そうでない人にも、この見た目がレトロゲームの代名詞になっている部分があるので、今のゲーム機にはない新鮮さを感じることができます。




ゲームが好きだということが一目でわかるデザインの文房具なんかは特に人気が高いです。
初代ファミコンのコントローラーが縦長ということもあって、汎用性が高いです。
スマホケースなんかも、ぴったりですね。
レトロな音源を聴いて楽しむ!
8bit電子音で構成された音楽をチップチューンといい、そのピコピコサウンドが癖になる人も多いはず。
既存曲をチップチューンにアレンジした楽曲がyoutubeなんかで探すとたくさん出てきます。
最近ではなんと8bitサウンドをファミコンやファミコン互換機で聴くためのファミコンソフトが発売されたりもしました。
これはゲーム機で本家のチップチューンサウンドにドットイラストを、見て聴いて楽しむことができるのです。
音楽の再生だけならスマホでもmp3プレイヤーでも良いですが、本体機器を使って再生するというのがまた良いです。
他にもシリーズが出ているので要チェックですね。
やっぱりゲームを遊んで楽しむ!
やっぱりゲーム機ですから、ゲームをして楽しんでこそ本来の使い方ですよね。
ファミコンミニのようなゲーム収録したものも良いですし、雑貨屋や、レトロゲームショップへ行けばまだまだ本体機器とソフトを扱っていたりします。
中には、上の画像のようなレトロゲームソフトを欲張っていっぺんに再生できるマシンなんてものもあったりします。
ちなみに、当時の懐かしゲーを感傷に浸りながらプレイするのも良いですが、実は今でもファミコンソフトって新作が発売されているんです。
左のキラキラスターナイトはキャラデザも今風で女の子も可愛く、「新しいのにレトロゲーム」というちょっと変わったソフトです。
実際に動いているところを見ると、ファミコンとは思えない力の入ったドットイラストと滑らかな動きに、一流サウンドクリエーターによるチップチューンサウンドを聴くことができますね。
もう一方のソフトである平安京エイリアンは1970年代のアーケードゲームを元にリメイクしたソフトです。
当時のゲーム性を忠実に再現しながらも、グラフィック・サウンドが一新された最新のレトロゲームというわけですね。
ゲームの互換機も今では充実しており、テレビに接続するタイプから、このようなゲームボーイのように持ち運びできる機器まで、様々です。
そんなわけでレトロゲームをもっと楽しもう!
レトロゲームも、ただ懐かしいだけではなく、今ではこのように独自の進化を遂げて新しさも兼ね備えているのです。
私もファミコンが現役だった時代は知りませんが、それでもあのドットとサウンドに古臭さを全く感じません。むしろ新鮮で3Dポリゴンのゲームとはまた違う表現の奥深さに関心してしまうほどです。
皆さんも、そんなレトロゲームの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
