
ドクペはいつ生まれた?

今から130年以上も前の1885年12月1日、ドラッグストアを経営するウェード・モリソンと薬剤師のチャールズ・アルダートンによって発明され、販売しました。
当時はまだ炭酸飲料は珍しく、一般的なジュースというよりも健康に良い薬として売り出しました。
そのため、健康に良い薬である事をアピールするため、「Dr.(ドクター)」と頭につけ、モリソンのかつての雇い主だった医師、チャールズ・ティラー・ペッパー氏から名前をとって「ドクター・ペッパー」となりました。
あの独特な香りって?
テキサス州のウェーコにあるドクターペッパー博物館で、 全部で23種類とされているフレーバーの 一部が公開されています。
残念ながら、フレーバーの原料と製造法は企業秘密のため、レシピが全て公開されているわけではありません。そのため、フレーバーの種類と配合比率には様々な憶測があります。
コーラなどにも着色として使われるキャラメルや、バニラエッセンス、風味を爽やかに感じさせるためのベリー系やレモンなどのエキスも加えられているとも言われております。
中には、本当に胡椒も入っているとの説も。真相は定かではありません。
日本ではマイナーな炭酸水?
日本ではドクター・ペッパーはマイナーな炭酸飲料水であり、パッケージが似ていると言われるコカ・コーラを連想して飲む人も多くいるため、味の違いに驚く人も多いのだとか。
因みにコカ・コーラは1886年に発売なので、実はドクター・ペッパーの方が先に発売しているのです。
ドクター・ペッパーは、首都圏・静岡・沖縄以外ではあまり流通しておりません。(一部地域を除く)
一時期は、販売元であるコカ・コーラの販売網から大人の事情で外れていた事や、そもそも日本では馴染みのない味などの理由があります。
とはいえ、根強い人気は健在で、2011年にアニメ「STEINS;GATE」の中で度々ドクペが登場する事で「あの飲み物はなんだ?」と、普段自動販売機やお店で見かけない関西圏の人などを中心に話題にもなりました。
現在でも自動販売機やスーパー、コンビニ等で取り扱う店は多くあるので、東京などでは見つけやすいです。
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