12月6日は『ブリタニカ百科事典』第1版が発行​された日!権威ある世界一の百科事典

ある日のバイト中、なつきが大きな台車に本を乗せて運んできたのでした。

りんこ
どうしたの?荷台にそんな大きな本を積んできて
なつき
えっとね。うちに古い蔵があるんだけど、年末の大掃除前にいろいろと蔵の中を整理したいってお母さんが言うもんだから、私物を片付けろーってうるさくて
りんこ
・・・それで、なんでうちの店に持ってきたわけ?
なつき
いや、りんこの店って、何に使うのかよく分んない雑貨いっぱいあるじゃん? だからこの本くらい置いておいてもバレないかなって
りんこ
バレるわよ!! てかうちは何でも屋の倉庫じゃないのよ!?
なつき
えーそんなあ
りんこ
大体何よその本・・・って、これブリタニカ百科事典じゃない!!
なつき
・・・さすがりんこちゃん、よくご存じで

権威ある百科事典『ブリタニカ百科事典』って?

1768年12月6日、グレートブリテン王国(のちのイギリス)で記念すべき初となる百科事典が刊行されました。

学術の各専門分野からエキスパートを集めて作られたこの書物は、3巻で 2,670ページにも及びます。

版を重ねるうちに収録される記事の数はさらに増えていき、2010年に刊行された最新版では32,640ページにもなります。

なつき
まあ、要するに歴史ある百科事典って事だよね
りんこ
そうね。でも、ただ古いだけってわけじゃないわ。ノベール賞を受賞するような高名な学者や、アメリカ大統領なんかの偉大な人達が書いてるから権威があるってわけ
なつき
それぞれの専門家の中でもトップの人達によって書かれているわけか
りんこ
百科事典なんだから、やっぱり書かれている内容に信ぴょう性がないと困るでしょ?
なつき
確かに・・・! じゃあ、内容はどれも詳しくてウィキペディアなんかとはくらべものにならないくらい正確な内容が書かれているんだね!
りんこ
それが、そうでもないみたい

ブリタニカ百科事典の問題点

ブリタニカ百科事典は、版を重ねるにつれてページ数は増えていったため、その膨大な記事数を最新版に書き換えていくのはとても大変な作業でした。

初版は3巻でしたが、1801年の第5版には20巻にもなり、全ての巻数が揃う頃には既に情報が古くなっていることもありました。

りんこ
第14版(1929年から1964年)にもなると、35年もかけて全巻揃ったみたいだから、最新版なのに35年前の情報が最新になってしまうこともあったみたい
なつき
それだけの年数があったら世の中が大きく変わってるよね

また、辞書という性質上、書かれている内容によっては学者の見解が異なったりするので、全ての情報が正確とはいかないようです。

なつき
情報は常に書き換わっていくもんね
りんこ
まあ、当時はインターネットもない時代だから、本が最新だってみんな思うわよね
なつき
それじゃあ今はどうなっているのかな?

​現在はどうなっている?

2010年に第15版で印刷されたものが紙の書籍としては最後になります。

その後はデータ化され、現在ではwebサイトからの観覧が可能になりました。

なつき
なんかそれもうWikipediaでよくない?ってなりそう
りんこ
一応ブリタニカはそれぞれの記事の編纂者が明らかなので、誰でも編集ができるWikipediaにくらべたら、信頼は出来るわね
なつき
でも、意外とWikipediaの学問系の記事なんかは侮れないよ?
りんこ
そうね。だから現在ではブリタニカのブランドを生かした教育用品の販売がメインよ
なつき
・・・というわけでりんこ、ここにあるブリタニカ百科事典の貴重な印刷版を、お店に置いてもらえるかなあ?
りんこ
いやよ!




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