ふたごはどちらが兄姉でどちらが弟妹?
1874年(明治7年)12月13日に当時の政治を行っていた太政官によって、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」と決められました。
日本ではこれまで、先に生まれた方が弟・妹という考えられていました。これは、胎児が先に宿った方が子宮の奥へ行くため、先に生まれる方が後から誕生した子だと信じられてきた等、諸説あります。
しかし根拠もない事だったので、先に生まれた方が兄・姉であると戸籍上で正式に決められたのです。
それが12月13日だったためにこの日が双子の日と言われる由縁です。
実は「ふたごの日」は他にも存在し、双子育児用品の専門店ベラミが2月5日を語呂合わせで「ふたご」と言う理由でこの日をふたごの日としています。
実際、そっちの方が覚えやすいと言う理由で一般的にはこちらが双子の日だと思っている人が多いと思います。他にも、11月25日も「イイフタゴ」の語呂合わせで、この日も双子の日と呼ばれる事もあります。
双子には一卵性双生児と二卵性双生児があります。一般的に顔もそっくりで、性別や性格までそっくりに似るのは一卵性双生児で、性別が異なったり、見た目や性格も違ったりするのが二卵性双生児です。(もちろん人によります)
双子は誕生日も同じと言うイメージがありますが、時間差で生まれる事も多く、数十日の差が出る事もあります。
双子が出てくる設定の創作物は多い
探偵モノなら、双子である事を生かしたトリックを作りやすいですし、双子なのに性格が真逆というのも、キャラを立てやすいため、漫画やアニメなどにも多く登場します。
なんとなく、双子と聞くと同じ性別の一卵性双生児をイメージしますが、実際には性別が異なる二卵性双生児の割合の方が多いみたいです。
双子はどれくらいの確率で生まれるの?
これは人種や地域によって異なるようですが、日本の場合は0.4%ほどだとか。
出産女性の年齢や、体外受精などによっても可能性は変わるようで、こればかりは運に身を任せるしかないようです。