



昔から人々の装飾品だった石


1月4日は語呂合わせで「いし」ですが、石像や、墓石などの石でできたものに触れながら願い事をするとかなう、という日らしいです。
石には古来から不思議な力を宿した物があると言われています。
金や銀などといった金属に比べ、加工のしやすい石は、美しい色や見た目をしたものは装飾品として扱われてきました。
そんなわけで、様々な祭事や儀式などの特別な機会にも用いられる事から、特別な力を宿した石があると信じられてきたわけなんですね。
やがて研磨技術が発達し、より見た目の美しさを際立たせる事で、宝飾としてそれらを身に付ける事が貴族や位の高い者達のステータスとなったのです。
パワーストーンは宝石と何が違うの?

パワーストーンは、ダイヤモンドの指輪やネックレスといった宝飾とは異なり、石本来の持つ力をアクセサリーとして身に付けるものを指します。
そのため、希少性などはあまり関係なく、国や地域の風習によって存在する石言葉や、誕生石などから自分が身に付ける石を決めるのです。
石そのものの美しさを引き出す加工をして、見栄えと希少性が重要な「宝石」に比べると、パワーストーンは、見栄えも重要ですが、身に付ける事に特化したアクセサリーなのです。
石のブレスレットは適度に重く、とてもひんやりします。付け心地も良いので、単純にお洒落アイテムとしてのアクセサリーとしても人気があります。
お店などによっては、用意された石から好きなものを組み合わせて自分だけのブレスレット作れたりするので、誰でも気軽にハンドメイドアクセ感覚で買えるのも魅力ですね。
パワーストーンに不思議な力が宿っているのは本当?


高額なパワーストーンを販売する業者の中には、「石には邪気が溜まるのでそれらを浄化させた石」とか、「効果をより高めるための特殊なチューニング処理をする」などと言った謳い文句で販売している事があります。
本当か嘘なのか証明する手立てはありませんが、少なくとも、パワーストーンは魔法のアイテムではありません。
しかし、こういう業者の存在が「パワーストーンは胡散臭いアイテム」と偏見を持たれる原因にもなっています。
石の力に頼るのではなく、自分の「決意」や「願い」を形にして持つ事で、ちょっとでも背を押してくれそうな気がする程度に留めておいた方が良いでしょう。
自分の「決意」や「願い」を形にして身に付けるって考えると、パワーストーンってとっても素敵なものだと思いませんか?
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