カラオケの誕生
昭和21年1月19日に「のど自慢素人音楽会」がNHKラジオで放送されたことを記念してNHKが制定しました。
当時はまだカラオケという概念はなく、現在のように専用のカラオケ装置が誕生したのは1970年代以降です。
それまではスナックや喫茶などでミュージシャンの生演奏に合わせて歌を歌うのが一般的でしたが、ミュージシャンが不在の時にはピアノの伴奏音源を流して歌うのが広まり、これがカラオケの始まりとされています。
やがてジュークボックスのような専用のカラオケ装置が登場すると、後から流行り曲を追加していけるようになっていき、80年代後半にはmidiというデータを使ったデジタル音源のカラオケ機が登場しました。
カラオケの普及は、90年代のCDバブルの要因にもなったと言われております。音楽業界では、CDが売れる曲=カラオケでよく歌われる曲という意識が広まり、誰でも歌いやすい音の高さだったり、ノリの良さが重視された事も、J-popという日本独自の音楽文化を作りました。
現在では再び若者の文化に!
2000年代に入ると、カラオケは少しずつ廃れはじめました。音楽の多様性によって、みんなが同じ流行り曲を聴くとは限らない時代になってきたからです。
しかし、2010年代に入ると若者の間でボカロや歌ってみた、などのインターネット発の音楽がブームとなった事や、一人カラオケブームもあって再び盛り上がりを見せています。
カラオケは基本的に個室なので、宴会会場に利用したり、防音設備も整っているので楽器練習が出来る店舗も増えています。
カラオケは音痴だからあんまり行きたくない、という人へ
どうしても付き合いでカラオケに行かなくてはならないという状況は誰にでも経験があると思います。しかし、「歌うのはあんまり得意じゃないし、人前でなんか歌いたくない」って人も多いかと思います。
そこで、最後に人前でどうしても歌を歌わないといけない状況になった時にオススメの曲をご紹介します!これでどうにかやり過ごせるはずです!
由紀さおり/夜明けのスキャット
ずっと「ルールルルルー」だけ言ってれば良いので、 歌詞にとらわれる事なく歌に集中できます。結構昔の曲なので、年配の人にもウケがいいので、会社の飲み会で上司の前でも歌わないといけない状況にぴったりです。
感情豊かに、それっぽく抑揚をつけて歌いましょう。
お経
注目を集めること間違いなし。これならメロディを追う必要もありません。ちゃんと字幕付きなので、練習しているうちに般若心境を暗記する事も出来るかも?
女子十二楽坊
歌いたくないし、マイクすらも持ちたくないというならば、インストの女子十二楽坊はオススメです。なにせ、歌詞が全くありません。
カラオケなのにひたすらインストが流れます。なのに何故かカラオケに入っているんですこの曲。
思わせぶりにマイクを握り、歌うように見せかけて歌わないというフェイントを最後まで続けましょう!