友達との対戦が熱い!スマブラの誕生!
『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』は、任天堂より発売されたNINTENDO64用対戦アクションゲームです。1999年1月21日に発売されました。
現在では、各ゲーム会社の枠を超えて人気ゲームキャラクター達が参戦する超人気シリーズとなっているスマブラですが、シリーズの第1作目ではタイトルに「ニンテンドウオールスター」と入っているように、任天堂の人気キャラクターが一同に介したゲームとして登場しました。
「マリオ」や「ピカチュウ」などの、世界中から愛されるキャラクター達が同じステージで戦い、必殺技などを駆使しながらステージから吹っ飛ばすという、これまでにない格闘ゲームの遊び方を作りました。
それまで、コアなゲーマーしか寄り付かなかった格闘ゲームというジャンルを、子供達にも馴染みのあるキャラクターで戦わせるというのは当時はとても新鮮だったようです。
それぞれのゲームの世界観を壊さないように「戦っているのはあくまで人形」というコンセプトをとる一方で、ステージやBGMが各キャラクターに合わせたものが用意されるなど、往年のファンも楽しめる仕様になっています。
制作は『星のカービィ』シリーズなどを手掛けるHAL研究所で、2015年に亡くなった任天堂の社長、岩田聡氏もこの作品に多く関わりました。
このゲームの1人プレイモードのラスボス的存在である「マスターハンド」は後に『星のカービィ』シリーズに登場するのもそのためなんだとか。
世界的人気シリーズとなった
初代スマブラは、国内197万本の大ヒットで、これはニンテンドー64 のキラータイトルとして発売した「スーパーマリオ64」の192万本を上回る売り上げとなりました。
世界的なヒットとなったスマブラは、やがて任天堂が新ハードを発売するたびにシリーズが発売されるようになります。
発売当初は任天堂のキャラクター達だけでしたが、現在では各ゲーム会社の枠を超え、「スマブラに参戦する事」イコール世界的に人気のあるキャラクターであるというステータスにもなっています。
最新シリーズの『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は総勢79名のファイターが参戦しているため、キャラクター選択画面はかなりカオスな事になっています。