※2月14日が正式な設立日とされている場合もあるようです。
動画共有サービスを世界に広めた
youtubeは、言わずもがな世界最大の動画共有サービスです。。Youは「あなた」、Tubeは「ブラウン管(テレビ)」という意味があります。
そんなyoutubeが開設したのは、2005年の2月15日の事です。
創業者のチャド・ハーリーらは、当時世界中で話題になっていた映像等をインターネット上で探した時に簡単に見つける事が出来ず、それがきっかけでyoutubeのアイディアを考えたそうです。
当時のインターネットでは、動画を見るにはダウンロードをして見るか、メディアプレイヤーからストリーミング再生をするのが一般的でした。そのため、動画の視聴時間よりもダウンロード時間の方が長いなんて事は当たり前です。
その点、youtubeはブラウザ上から専用のメディアプレイヤーで動画再生が出来るため、誰でも手軽に動画視聴が出来ました。
また、自分が撮影した動画を共有するという概念も、youtubeが広めたものでした。当時は企業ではなく個人が自身の動画を発信するのはとても難しかったのです。
開設当初は著作権無視の無法地帯
誰でも簡単に動画をアップロード出来るyoutubeは、当初は様々な問題を抱えていました。
その一つが著作権を無視した動画の違法視聴です。テレビ番組やアーティストのMVなどが大量にアップロードをされ、それを目当てにまた人が集まるという情況でした。
日本でも当時の深夜アニメなどが大量にアップロードされ、版権元の制作会社は問題視されていたのです。
youtube側も動画だけは世界中から大量にアップロードされるためにサーバー費用で赤字を垂れ流していた上、広告などのスポンサーも付きにくいという情況でした。
グーグルの買収、そして現在
youtubeは、2006年10月9日に16億5000万ドルの株式交換でGoogleの買収に同意しました。
これによりyoutubeは著作権侵害に当たる動画は次第に削除されていくようになり、そして再生数の多い動画投稿者とパートナーシップをむずぶ事で独自の広告運用が出来るようになりました。
動画投稿をしてお金を稼ぐというyoutuberの概念が誕生したわけです。
youtubeは現在もスマートフォンの普及と通信回線の高速化で、今後さらにシェアを伸ばすと言われてます。
動画インフラは完全にyoutubeの土壇場になっているため、自社商品を宣伝したい企業や、youtuberとしてやっていきたい個人の人たちは、まずはyoutubeに動画を投稿するのが当たり前の時代になったのですね。